「トロイカ」という言葉は「3頭立て」「3つ組」という意味のロシア語。ググってみてわかったことは、この歌はもともと恋人を金持ちに奪われた若者の切ない気持ちを歌ったロシア民謡で(だからメロディがもの哀しいですね)、原題は「ほら、3頭立ての郵便馬車が駆けている」でしたが、日本の楽団カチューシャが歌詞を明るい内容に変えたとのことでした。リコーダーとのデュオのタイトル「フラウティーノ」は「ソプラノリコーダー」という意味のイタリア語で、作曲者のヴィヴァルディはフラウティーノ協奏曲を数多く作曲していて、中には超絶技巧の曲もあります。この曲は3楽章ある協奏曲の中の第2楽章の曲で、ヴィヴァイルディらしくメロディが歌いやすくドラマティックな曲です。ギターの林さん、リコーダーの島田さんは以前、このHPにアップした際に紹介しましたので、そちらをご覧ください。
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