「アストゥリアス」をアップしました
- 直樹 冨田
- 3 日前
- 読了時間: 2分
スペインの作曲家兼ピアニストのイサーク・アルベニス(1860-1909)は、スペインやキューバの風景と踊り(のリズム)を描いた8曲からなるピアノ曲「スペイン組曲」を作曲しようとして、1・2・3・8番の曲を作曲しましたが、4~7番の4曲を作曲できずにあの世に旅立ってしまいました。それで出版社が、アルベニスが作曲した曲を他から選んで8曲の「スペイン組曲」として完成させ出版しました。その5番目に当たるのが「アストゥリアス」です。スペインの南、アンダルシア風のフラメンコ調の曲が、アストゥリアスというスペイン北部の地名を冠しているのは、そのためです。ちなみに、この曲をギターに編曲したのはギタリストのA・セゴビアだそうです。
アルベニスは当時のスペインの名ギタリストのタレガやリョベ―トと親しくしていました。タレガとはジョイントコンサートまで開いています。その影響もあってでしょうか、彼のピアノ音楽にはギターの音色が聞こえます。実際、彼の伝記には、彼がパリの音楽家仲間にギターのラスギャード奏法をピアノで弾く方法を示したと書かれているそうです。「アルベニスはピアノでギターを弾いた」と言われるゆえんです。
この曲をギターで聴くと荘厳な感じがしますが、ピアノ演奏で聴くと(私はスペインの名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャのCDで聴いています)、激しく体を動かすダンスのリズムと少し滑稽味も感じます。演奏者によるのでしょうか・・・
クラシックギターを始めるきっかけは「禁じられた遊び」を弾きたいからという人が多いですね。そして2~3年習う間にクラシックギター曲を少しずつ聴いていって、次に弾きたくなるのが「アルハンブラの思い出」。さらに2~3年熱心に練習すれば、次に弾きたくなるのがこの「アストゥリアス」や「魔笛の主題による変奏曲」かもしれません。「魔笛の主題による変奏曲」は来年アップしたいと思っています。次回はショスタコーヴィチ作曲の「ワルツ第2番」(映画「アイズワイズシャット」のダンスのシーンで使われた曲)をアップする予定です。お楽しみに!
※爪が十分に伸びて「アストゥリアス」をようやくアップできましたが、ミスタッチはあいかわらずで、しかも余裕のない演奏。その一因は左手にも右手にも必要以上に力が入っているからと感じました。問題だらけの両手です。
コメント